ワードプレスでブログを作っていて、予期せぬエラーに遭遇して途方に暮れた事はありませんか?
Webプログラミング言語のPHPでできたWordPressサイトを、カスタマイズやデバックする為にPHPを習得しようと考えたものの、初期設定の段階で挫折したりしていませんか?
これは、僕がまさにそうで、PHPができる様になりたいと考え専門書を手にしたものの、
Webサーバー?Apache?データベース?MySQL???
あーダメだ。よく分からない上に難しそう。。
と何度も挫折してきました。
そんな僕が一念発起。
PHPを本気で身につけようと考え、学校で勉強する事にしました。
そこでようやくPHPの習得、学習の為に必要な環境を正しく理解し、整える事ができました。
本記事はそこで学んだ、PHPを学習する為にまず整えてなければいけない環境を解説しています。
これからPHPの学習や開発を考えている方は是非参考にしてみて下さい。
PHPプログラミングをする為に。
まず必要な作業環境を無料ソフト整える方法
PHPプログラミングを動作させる場合
- PHPのプログラミング
- Webサーバー(Apache)
- データベース(MySQL)
の3つの要素が必要です。
ですので、PHPをプログラミングするためのエディタと、それを動かす為のサーバー環境を自分のパソコンに作ります。
そこで2つのアプリをパソコンにダウンロード&インストールします。
PHPをプログラミングする為のエディタは、他に慣れているもエディタがあればそれでOKです。
とくにこだわりがない方は、NetBeansが無料な上に十分な機能を兼ね備えているのオススメです。
注意点としては、NetBeansは最新バージョンが日本語対応が遅れている事です。
英語が苦手な方は最新バージョンではではなく、サイトで案内されている日本語対応している最新版(2019年4月11日時点ではバージョン11が最新ですが、日本語対応しているのは8.2が最新になっています。)をインストールすれば大丈夫です。
サーバー環境をつくる為ソフトとしてはXamppをインストールします。
僕はMacを使用しているのでMAMPという選択肢もありますが、Windowsの環境でも使用しているXAMPPをインストールしてみました。
とりあえずこれでPHPプログラミングの為に必要なソフトが揃いました。
NetBeansはもとはORACLE(オラクル)が開発していたが、後にApach財団に譲られました。その為、日本語版の開発が遅れている様です。
そもそもPHPってHTMLと違って何ができるの?
PHPのできることとは?
PHP(ピー・エイチ・ピー)は “The PHP Group” によってコミュニティベースで開発されているオープンソースの汎用プログラミング言語およびその公式の処理系であり、特にサーバーサイドで動的なウェブページ作成するための機能を多く備えていることを特徴とする。
名称の PHP は再帰的頭字語として、 “PHP: Hypertext Preprocessor” を意味するとされており、「PHPはHTMLのプリプロセッサである」とPHP自身を再帰的に説明している。
出典:ウィキペディア
・・・正直これを読んでもいまいちピンと来ないですね。。
PHPを習得すると、
- 応募フォームなどのフォームの役割のあるページをつくる事ができる。
- PHPで作られたWordPressなどのサイトをカスタマイズできる。
なんて事ができます。
PHP(ピーエイチピー)は、Personal Home Page(パーソナルホームページ)が名前の由来です。
直訳すると「個人のホームページ」です。
Webサイトをつくる際、まず『HTML』という言語を使います。
HTMLはいわばWebサイトの骨格、骨組みをつくる為のものです。
次に、飾りっ気のないWebサイトの骨組みであるHTMLに、『CSS』という言語を使って装飾をほどこしていきます。
例えば、色や文字の大きさを指定したり、読みやすくなる様にスペースを調整したり、線を引いたりするのはCSSを使っています。
そしてPHP。
PHPは「動的」な画面をつくるのが得意です。
Webサイトの応募フォームなどはPHPを使ってつくられています。
1. Webサイトに応募フォームがあり必要項目を入力して次の画面へ
↓
2. 入力した内容の確認画面が表示
2の入力した内容の確認画面はHTMLではつくる事はできません。
なぜなら、入力された情報により表示する内容が変わってくるからです。
入力された情報に合わせて、表示させる内容を変えなければいけない。
そんな場面で活躍するのが『PHP』です。
入力された情報により表示する内容を変える。
なぜそんな事ができるのか?
それは、PHPが情報を蓄積する『データベースサーバー』と連携させる事ができるからです。
PHPはHTMLでつくられたサイトの様に、書かれたページをそのままGoogleクロームやSafariなどのウェブブラウザで表示していません。
ブラウザから送信されたリクエストに応じて、データーベースからデータを引っ張り出し、結果をHTML形式に整形してブラウザに表示させています。
そういった仕組みから、閲覧者に対して閲覧者に合わせ『動的』にWebページを生成し表示させる事ができます。
また、このサイトはブログサイトの作成を簡単にするWordPressというソフトを使用してできています。
WordPressはPHPでつくられています。
ブログを更新する為に毎回HTMLでページを作成していると、途方もなく時間がかかります。
PHPを利用する事により、そんな手間をかけずに済ませる事ができます。
データベースと連携できるPHPを利用する事により、記事の内容をデータベースに蓄積し、アクセスがあるとデーターベースに蓄積された記事を引っ張り出し、HTML形式に整形してブラウザに表示させています。
そういった事もあり、WordPressでできたサイトをカスタマイズするには、PHPの知識が必要にもなってきます。
これらがWebサイトをつくる上でのPHPの役割であり、できることです。
少し長くなってしまったので、次回、各ソフトのインストール方法についてもう少し詳しく書いていってみます。
「Webデザインやプログラミングに興味はあるんだけど、本を読んでてもちんぷんかんぷんでできる気がしない…。」
無料体験コース開催中!オンラインプログラミングスクール「TechAcademy」
僕もそうでしたが、Webデザインやプログラミングは、最初の基礎を身につけるまでが本当に一番大変です。
ただ、キチンとした基礎を身につける事ができれば、あとは独学でも様々な言語に手を広げていく事ができます。
今の時代、YoutubeやWebに無料の有益な情報もたくさんあるので、しっかりとした目標を見定めて勉強すれば独学も不可能ではないです。
ただ、ネットは有益な情報もあれば微妙な情報も混在しているので、どうしても回り道になったり独特なやり方が身についてしまったり、といったデメリットもあります。
僕も最初は独学でプログラミングスキルを身につけようとして何度も挫折してきました。
もし独学で苦戦しているなら、最初はスクールの力を借りるのも1つの選択肢です。
「最短でプログラミングスキルを身に付けたい。」
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そういった方は、実績のあるオンラインスクールを一度無料体験してみることをオススメします。
プログラミングのオンラインスクールも探せば色々選択肢があります。
その中でも圧倒的な知名度を誇る
無料コースを試してみてやめるもよしですし、手応えを感じれば、まずはその勢いで基礎を固める事を目指してみるのもアリです。
まずは1つの言語の基礎をしっかり身に着ける事ができれば、様々なプログラミング言語の習得の難易度も一気に下がります。
スキルは奪われないし裏切りません。
その中でもプログラミングスキルは将来に希望もあり、単純にできる様になるととっても楽しい上に、人生の助けにもなります。
登録は5分もあれば十分できます。独学で行きづまったり、モチベーションが保てず挫折した経験のある方は、とりあえず