ここ半年の間、
会社員オワコン。脱社畜が最高。
↓
やっぱり福利厚生、社会的信用が保証されている会社員が最高。
↓
会社員×副業が最強(イマココ)
という議論がネット上で行われています。
ちなみにボクも、半年程前に会社員×副業が最強じゃない?
と思い実践してきました。
ただ、結果を述べると、現在の会社を3月で退職をするというところに至りました。
これは、脱社畜を目指すという話ではなく、
会社員×副業最強論もそれはそれで難易度が高いよ。というお話です。
「会社員×副業」最強論の落とし穴
ボクはとある会社の社内デザイナーとして在籍し、
webデザインから、紙媒体のデザインまで、必要に応じて幅広く行ってきました。
今の会社は、社内の環境や業務、
人間関係は決して良いと言えるものではありませんでした。
毎日毎日鳴り響くクレームの電話の嵐。
そして、それなりに歴史のある会社だからこその、いわゆる年功序列型の体制。
お世辞にも仕事ができると言えない上司や、勤務年数の長い人、
お局さんたちが、新人に仕事を押し付けるなんて日常茶飯事。
また、そういう人たちが努力をせず自分の立場を上げる為の足の引っ張り合いをしている。
誤解を恐れずに率直に感じている事を表現すると、そんな環境の会社に在籍していまいた。
そんな中、
勤続年数が若いボク達が歯を食いしばって仕事をして、利益や成果を上げてきました。
僕の担当していた仕事も、
デザイン制作の仕事の傍らに運営を行っていたネットショップの業績がグングン伸び、
入社当初約4000万程だった年商が1億2000万になる程まで成長させる事ができました。
しかし、結果を冷静に眺めてみると、
年功序列の根強い考えのもと、
結局は暇そうに時間ばかりを気にしている上の立場の人間の懐が一番温まっていき、
僕は勤続年数が若いという理由で、最終的に会社からの利益の還元は微々たるもの。
会社で仕事を頑張って結果を出す。
想像以上にそこに達成感はありませんでした。
その頃から、僕は転職やフリーランスとしての独立、
そして会社を通さない独自の収入の源をつくる、副業で稼ぐ事を強く意識し始めました。
僕のこれまでの経緯を少しお話すると、
デザイン制作関係の仕事をメインに、紆余曲折の人生を送ってきました。
新卒で入社したデザイン制作会社は、入って間もなく倒産する事になり、
巻き込まれた僕は突然フリーランスになる事を余儀なくされた時期がありました。
もちろん新卒でノウハウもコネもなく、案の定仕事がなく路頭に迷い挫折しました。
そして次に、なんとかもぐりこんだデザイン制作会社で、
徹夜まみれの作業の超絶ブラックな仕事を経験。
3日徹夜なんて当たり前。
寝られない日々を何とか若さで乗り切ろうと奮闘しましたが、力尽き再度挫折。
そもそも制作関係の仕事は、徹夜作業なんて当たり前、
福利厚生もままならない小規模事務所という環境が多く、
そんな身を削るやり方の仕事の経験を経て今の会社に行き着きました。
今の会社は成果を出したところで年功序列の考えが根深く、
やりがいに関しては不満はあるものの、
それなりに歴史のある会社だからこその、福利厚生や休日はしっかりとした会社でした。
これまでの身を削る様な仕事人生の中で、
その部分に関してはとても安定感、安心感がありました。
ただ、福利厚生、休日、安定感、安心感という部分にに甘んじてしまい、
腹わたが煮えくりかえる事が起きても、そこが最終的な心の拠り所となり、
自分に言い聞かせ、会社を飛び出す事を躊躇する最終防衛ラインとなっていました。
そんな会社でもんもんとした日々を送っていた僕は、
「会社なんて辞めてしまえ!」「社畜なんてその気になれば簡単に卒業できるぞ!」
というネットの情報や論争が望まずとも目についてしまい、
一歩引きながら眺めていました。
もちろん、脱社畜して独立し収入や時間の面で、自由を手に入れられれば最高です。
しかし、過去にフリーランスになる事を余儀なくされ、
仕事がなく耐えきれずに断念した経験や、超絶ブラックな仕事の経験、
現在の若くない年齢もあり、結婚こそはしていないものの、
「よっし!脱社畜!独立!」
と安易にリスクを顧みず、飛び出そうとは思えませんでした。
その中で見出したのが、
会社員×副業が最強じゃない?
という事。
理想は
会社員×副業→副業が会社員の給料を超える→独立
の流れです。
そして、2019年8月からはとりあえず自分の持っている技術を活かせる、
WordPressブログを立ち上げてみて記事を書き始めました。
今の流れの
「会社員×副業」が最強論。
実際にすでにやってきた僕が1つの失敗?事例として結論を残しておくと、
会社員としての本業と副業を両立させる事は、
不可能ではないですが、器用じゃないとなかなか難しいという事。
理由はどちらも中途半端になり兼ねないからです。
想像してみて下さい。
独立を視野に入れて副業に力を入れる。
それはどういう事か。
実際の僕はこうなりました。
まず、会社の業務で責任の重い仕事や、
プロジェクトが長期間に渡りそうな仕事をそれとなく避ける様になりました。
なぜなら、独立をする時に身動きが取れなくなり兼ねないし、
副業する為の時間を確保したいから。
責任が重くなると時間外の対応や、
すぐには解決できない問題への対応に迫られる事もありえますし、
長時間に渡り練られたアイデアを示さないといけない場面が出てくる可能性があります。
また、役職がつくことを匂わす様な事も言われましたが、首を縦にはふりませんでした。
今の会社では、役職がつくとほんの少し給料は上がりますが、
中途半端に役職がつくと残業代の概念がなくなります。
会社も周りの人間もそれを見越してなのか、嫉妬からか、
役職がつくと仕事を山の様に投げかけていきます。
もちろん役職がつくと会社を辞めにくくもなります。
そんな責任のある仕事をそれとなく避けるという事をしていると、
直接的には言われてはないですが、
「アイツは責任感がない。」
「まだ役職も与えるべき人間性に育っていない。」
会社からは徐々にそういう評価をされていたと思います。
それと同時に、
一極集中していた事で、これまでグングン伸びていた自分の請け負っている仕事の業績も、
良くない影響が出始め悪化してきました。
かたや、
仕事をなるべく早く切り上げ作業時間を確保する様にしてきた副業の状況はというと、
これもこれで少し希望は見えているものの、そこまで結果は出ていませんでした。
むしろ、本業の業績低下の心配事も増え、
なかなかフルコミットできないという状況になってしまいました。
そんなこんなで、会社での立場が徐々に悪くなっていく中、
僕は現状を打破する為の決断に迫られます。
- 立場が悪化してしまった状況の今の会社を、今後も長く続ける為に考えを変えるか。
- 上手くはいっていないが、少し希望のある副業を続けながら、新たな道を模索するか。
僕の出した答えは、2の
上手くはいっていないが、少し希望のある副業を続けながら、新たな道を模索する
でした。
そうして3月を目処に会社を退職する事に決めました。
文章が稚拙で回りくどくなってしまいましたが、
要するに、何が言いたいかといいうと、
会社員×副業最強論がありますが、それはそれで難かしいよ。
という事です。
実際に半年間実践してきた僕は
これからどう転ぶかもわかりませんが、良くも悪くも、
退職する決断に至るという結果になりました。
もちろん、現在の職業の業務内容や、
能力にもよるところは大きいと思うので、
正解、不正解の話ではありません。
会社員×副業最強論の実践者の
1つの事例として参考にしていただければと思います。
鋼のメンタルで、
会社員としての強みである福利厚生を会社から搾取しつつやりたい事をやるんだ!
とか、
器用に両立しつつできる能力のある方なら本当に
「会社員×副業」
は最強の選択肢になりえるはずです。
ブログを立ち上げた日に投稿して以来の、
自分の事をさらけだした珍しくエモめな記事を書いてみました。
是非「会社員×副業最強論」者だった人間の
1つの事例としての参考にしていただければ幸いです。
「Webデザインやプログラミングに興味はあるんだけど、本を読んでてもちんぷんかんぷんでできる気がしない…。」
無料体験コース開催中!オンラインプログラミングスクール「TechAcademy」
僕もそうでしたが、Webデザインやプログラミングは、最初の基礎を身につけるまでが本当に一番大変です。
ただ、キチンとした基礎を身につける事ができれば、あとは独学でも様々な言語に手を広げていく事ができます。
今の時代、YoutubeやWebに無料の有益な情報もたくさんあるので、しっかりとした目標を見定めて勉強すれば独学も不可能ではないです。
ただ、ネットは有益な情報もあれば微妙な情報も混在しているので、どうしても回り道になったり独特なやり方が身についてしまったり、といったデメリットもあります。
僕も最初は独学でプログラミングスキルを身につけようとして何度も挫折してきました。
もし独学で苦戦しているなら、最初はスクールの力を借りるのも1つの選択肢です。
「最短でプログラミングスキルを身に付けたい。」
「間違いのない、しっかりとしたプログラミングの基礎を勉強したい。」
「一緒に切磋琢磨できるプログラミング仲間が欲しい。」
「スキルを活かした場所や時間にとらわれない新しい時代の生き方をしたい。」
そういった方は、実績のあるオンラインスクールを一度無料体験してみることをオススメします。
プログラミングのオンラインスクールも探せば色々選択肢があります。
その中でも圧倒的な知名度を誇る
無料コースを試してみてやめるもよしですし、手応えを感じれば、まずはその勢いで基礎を固める事を目指してみるのもアリです。
まずは1つの言語の基礎をしっかり身に着ける事ができれば、様々なプログラミング言語の習得の難易度も一気に下がります。
スキルは奪われないし裏切りません。
その中でもプログラミングスキルは将来に希望もあり、単純にできる様になるととっても楽しい上に、人生の助けにもなります。
登録は5分もあれば十分できます。独学で行きづまったり、モチベーションが保てず挫折した経験のある方は、とりあえず