・jQueryのメソッドチェーンの書き方
・そもそもjQueryの基本的な書き方
・jQureyのコードをシンプルで綺麗に洗練した書き方
そんな事について知りたいヨ。
わかりました。
jQueryで複数の命令をまとめて記述する「メソッドチェーン」について、サンプル付きで分かりやすく解説するよ!
複数の命令をまとめて記述できる便利な「メソッドチェーン」。
本記事では、jQueryの「メソッドチェーン」の書き方をサンプル付きで分かりやすく解説しています。
jQueryの書き方を忘れてしまった時の備忘録として、勉強中の方はjQueryを便利で綺麗に書く為の基本的な書き方の参考としてご活用ください。
目次
jQueryのメソッドチェーン – 複数の命令をまとめて記述する
- メソッドチェーンとは複数の命令をまとめて記述する事。
- 命令と命令をドット(.)でつなげる。
- 短く記述できる&処理速度もアップする。
メソッドチェーンとは?
メソッドチェーンとは、
「メソッド(操作を定義したもの)」を「チェーン(連鎖)」させます。
つまり、
2つ以上の複数の命令をまとめて実行する様に記述する方法です。
具体的な例をあげると、
【1. 命令をそのまま書いた例】
$(‘p#konnitiha’).before(‘<p id=”ohayou”>おはよう!</p>’);
$(‘p#konnitiha’).after(‘<p id=”konbanha”>こんばんは!</p>’);
↓
【2. メソッドチェーンを使ってまとめて書いた例】
$(‘p#konnitiha’).before(‘<p id=”ohayou”>おはよう!</p>’).after(‘<p id=”konbanha”>こんばんは!</p>’);
上記は”konitiha”というidが付けられたpタグに対して、前後に「おはよう!」、「こんばんは!」と追加する2つのjqueryの命令が書かれています。
【1. 命令をそのまま書いた例】、【2. メソッドチェーンを使ってまとめて書いた例】どちらも実行すると同じ結果が得られます。
この様に命令をつなげてまとめて記述する事を「メソッドチェーン」といいます。
jQuryのメソッドチェーンの書き方は?
jQueryのメソッドチェーンは、命令と命令を「.(ドット)」でつなげて書きます。
メソッドチェーンを使うメリット
「同じ結果になるんだったら、使っても使わなくてもどっちでもいいじゃん…。」
となるかもしれませんが、メソッドチェーンを使う事は次の様なメリットがあります。
- 入力の手間を減らせる。
- 短くシンプルな分かりやすいコードにできる。
- 処理速度が上がる。
特に、重くなりがちなjQueryを使ったページの処理速度が上がるという事は重要です。
ページの表示速度が上がれば、ページが重い事での無駄に見ている方が離脱するのを防ぐ事もでき、SEO、検索順位の改善も期待できます。
メソッドチェーンを使ったコードサンプル
メソッドチェーンを使ってない書き方
メソッドチェーンを使った書き方
メソッドチェーンを使ってない書き方と、メソッドチェーンを使った書き方のサンプルです。
どちらも同じ出力結果を得る事ができます。
「こんにちは!」
と表示されるhtmlのWebページに、スクリプトで前後に
「おはよう!」
「こんばんは!」
が表示される追加をしています。
最終的には、
「おはよう!」
「こんにちは!」
「こんばんは!」
と表示されるページになります。
実行用サンプル
See the Pen
jqyery_methodchain_sample by koganesan (@koganesan)
on CodePen.
(※スマホでご覧の方は、デモ右上のロゴマークをクリックしたリンク先より確認していただく事ができます。)
実行用サンプルは、上記コードサンプルを元に、ボタンを押す事で各スクリプトが事項される様にカスタマイズしたものです。
ボタン1(通常記述)、ボタン2(メソッドチェーン版)、どちらも同じ実行結果が得られる事を確認してみてください。
まとめ
jQueryのまとめて指定する「メソッドチェーン」の書き方を、なるべく分かりやすい様に実行サンプル付きでまとめてみました。
jQueryの書き方の確認用、現在勉強中の方や、どんな事ができるか知りたい方の参考としてご活用いただけれれば幸いです。
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