「頑張ってもなかなかお金が貯まらない。」
「もっと経済的に余裕を持って人生を送りたい。」
そういった考えを持った事はありませんか。
もちろん僕もその1人で、常に頭のどこかでお金についての悩みを抱えています。
人生の中でお金や経済について携わる場面は多いですが、
学校や会社ではなぜかあまり詳しく教えてくれません。
それは一体なぜなのか?
それは、
【公立学校】 → 運営元が国。学校を健全に運営する為にはお金が必要。お金を得る為には、取れる人からできるだけ多くの税金をもらいたい。
【会社】 → 会社を健全に運営する為にはお金が必要。その為にも利益を増やしたい。利益を最大化する為には、出来るだけ生かす殺さずの賃金で一生懸命働いてくれる労働力を確保しておきたい。
少なからずこういった背景や一面があるからです。
良い悪いの話ではなく、まず、資本主義社会はそういった構造で成り立っている事を理解する必要があります。
新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ (幻冬舎文庫)
は、そういった資本主義社会にある背景や、構造や真実を見極め考える力を、そして、その上で賢くお金を増やす方法を教えてくれています。
おそらく国の管理する学校や、会社の経営者や上司は、この本を積極的に学生や従業員にオススメできないと思います。
本記事は、新社会人やお金に苦労しているビジネスマンに向けて、30代の脱サラしたニュートラルな立場だからこそオススメできる、お金についての真理に迫った一冊
新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ (幻冬舎文庫)
の要約と読んでみた感想を、自分への備忘録も兼ねてブログ記事にしています。
この本を読んだ後に得られる視点があるのとないのでは、後に経済面で人生に大きな差が出る。
そう断言できる一冊です。
新社会人は読むべし。「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」要約&レビュー
本の概要
タイトル | 新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ (幻冬舎文庫) |
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著者 | 橘 玲(たちばなあきら) |
著者について | 一九五九年生まれ。作家。早稲田大学第一文学部卒業。 二〇〇二年、小説『マネーロンダリング』でデビュー。 〇六年、小説『永遠の旅行者』が第十九回山本周五郎賞候補作となる。 他の著書に『タックスヘイヴン』『亜玖夢博士の経済入門』『亜玖夢博士のマインドサイエンス入門』『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』『(日本人)』『言ってはいけない』等がある。 |
発行所 | 株式会社 幻冬舎 |
発行年月日 | 平成29年7月 |
作品の内容について
自由な人生を誰もが願う。
国、会社、家族に依存せず生きるには経済的独立すなわち十分な資産が必要だ。
1億円の資産保有を経済的独立とすれば欧米や日本では特別な才は要らず勤勉と倹約それに共稼ぎで目標に到達する。
黄金の羽根とは制度の歪みがもたらす幸運のこと。
手に入れると大きな利益を得る。
誰でもできる「人生の利益の最大化」とその方法。引用元:Amazon
この本はもともと2002年に発売された「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」を2017年に現代の状況に合わせて改訂された本です。
読んでみると内容は現在も変わらない、お金についての本質を突いた内容となっています。
お金だけでは幸せにはなれけど、幸せになるにはお金は重要です。
著書のコンセプトは「売上と支出を管理し利益を最大にする事」。
この本を読む事で、経済面で人生を有利に進める戦略を学ぶ事ができます。
作品の概要
当書は大きく分けて、人生を経済面で最適設計する為の
- 資産運用の知識
- マイクロ法人の知識
- 働き方
の3つについて述べられています。
文字にすると少し小難しく感じますが、
「資産運用の知識」では、
世界に一つしかないお金持ちの方程式や、資産運用についての基本的心得、実は生活を苦しくしている大きな原因となっている日本のマイホーム思考の落とし穴と社会保険について
述べられています。
「マイクロ法人の知識」では、
国家に惜しみなく捧げてしまっている、いびつに歪んだ税制度について、また具体的な節税方法について
述べられています。
「働き方」では、
お金持ちになるには、結局どういった仕事でどういった働き方をするべきかについて
述べられています。
読んだきっかけ
もともと、たまにオススメされる本で気になっていたんですが、
フリーランスブロガー、エンジニアのインフルエンサーとして活躍している
マナブさんが強くオススメされているのを拝見し、それをきっかけに読んでみました。
読んでみた感想
この本を読んで、まずお金持ちになる為の普遍的な考え方や具体的な方法を学ぶ事ができます。
実際に自分が痛感した資産運用や税金の体験がないと、小難しいと感じる話も出てきますが、ざっとでも読んだ事のある人とない人とでは、将来的に金銭的に大きな差が必ず生まれてくると考えさせられました。
また、誰がどういう立場で、どういった利益やメリット・デメリットを背景に行動しているか見極める事の大切さを改めて考えさせられました。
こういったお金の話しについて、学校や会社で詳しく教えてくれないのは「不都合な真実」が隠れているから。
公立学校の運営母体はどこなのか?
会社は労働者をどういう風に扱う事が理想なのか?
そういう視点に気づく事でその答えが見えてきます。
さらには、関わっている税理士さんは元々どこ出身のOBなのか、税金を取り立てる税務署は誰の指示で動いているのか、国税庁を管理しているのはどこなのか、現在の国の与党はどこなのか、その大きな支持母体はどこなのか。
そういった絡み合った繋がりが世の中にはあり、その繋がりが故に色んな歪みやほころびが生まれます。
その事を知った上でたどっていくと、著者の言ういわゆる「黄金の羽根」を拾うことができる様になれます。
今現在、脱サラした何のしがらみもない30代のニュートラルな立場からは、本を読まない社会人の方や、特に新社会人の方に向けて是非オススメしたい1冊です。
この本を読んでどういった感想をもってもらもいいですが、一つの視点として頭の中に入れておく事で、今後の人生の視野が大きく広がると思います。
まとめ・要約
お金持ちになる為の普遍的な基本的な方程式は、
資産形成 = (収入ー支出)+(資産×運用利回り)
収入を増やし支出を減らす、さらに資産とその運用利回りを最大化させていく。
これがお金持ちになる為の世界でただ1つの方程式。
その事から、お金持ちになりたかったり、経済的にお金振り回されずに人生を楽しむ為には、
- マイホームは不動産投資と考え、より運用利回りの高い金融資産などと比べて将来的に利益が出るのかしっかり精査した上で投資する、投資対象を決める。
- 支出の大きな割合を占める税金や社会保険料の支出を減らす努力をする。
- 収入を増やす為、お金持ちになれる職業を理解しておく。
これらの事を実行する事が必要不可欠。
この本を読み終え、僕自身も資本主義社会をより客観的に俯瞰して見れる1つの視点を得る事ができました。
また、具体的な方法も数多く掲載してあり金銭的に豊かになる為の知恵が詰まっている本でした。
一度読んだ事がある方とない方では、必ず将来的に経済面で大きな差が出る内容の本です。
経済的に自由を手に入れ、人生をより良くしたい感じている方は是非一度読んでみて下さい。
「Webデザインやプログラミングに興味はあるんだけど、本を読んでてもちんぷんかんぷんでできる気がしない…。」
無料体験コース開催中!オンラインプログラミングスクール「TechAcademy」
僕もそうでしたが、Webデザインやプログラミングは、最初の基礎を身につけるまでが本当に一番大変です。
ただ、キチンとした基礎を身につける事ができれば、あとは独学でも様々な言語に手を広げていく事ができます。
今の時代、YoutubeやWebに無料の有益な情報もたくさんあるので、しっかりとした目標を見定めて勉強すれば独学も不可能ではないです。
ただ、ネットは有益な情報もあれば微妙な情報も混在しているので、どうしても回り道になったり独特なやり方が身についてしまったり、といったデメリットもあります。
僕も最初は独学でプログラミングスキルを身につけようとして何度も挫折してきました。
もし独学で苦戦しているなら、最初はスクールの力を借りるのも1つの選択肢です。
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そういった方は、実績のあるオンラインスクールを一度無料体験してみることをオススメします。
プログラミングのオンラインスクールも探せば色々選択肢があります。
その中でも圧倒的な知名度を誇る
無料コースを試してみてやめるもよしですし、手応えを感じれば、まずはその勢いで基礎を固める事を目指してみるのもアリです。
まずは1つの言語の基礎をしっかり身に着ける事ができれば、様々なプログラミング言語の習得の難易度も一気に下がります。
スキルは奪われないし裏切りません。
その中でもプログラミングスキルは将来に希望もあり、単純にできる様になるととっても楽しい上に、人生の助けにもなります。
登録は5分もあれば十分できます。独学で行きづまったり、モチベーションが保てず挫折した経験のある方は、とりあえず