「仕事だけで1日が終わってしまう。」
「自分の時間がとれない。」
「周りに振り回されずに自分の人生を行きたい。」
と感じて日々を送っていませんか?
「エッセンシャル思考」は自分の為の時間、人生を取り戻す方法を教えてくれます。
本記事は「マンガでよくわかるエッセンシャル思考」を読んでみての、レビューと要約のまとめを記載しています。
購入を検討されている方、概要や要約を知りたいをいう方は、是非ご参考にご覧ください。
自分の人生を生きてますか?
「エッセンシャル思考」で見つけた、
後悔なく生きる為のヒント
本の概要
タイトル | マンガでよくわかる エッセンシャル思考 |
---|---|
著者 | グレッグ・マキューン |
漫画版著者 | 星井博文、サノマリナ |
翻訳 | 高橋璃子 |
原作発行年月日 | 2014/11/17 |
漫画版発行年月日 | 2017/3/21 |
発行所 | かんき出版 |
著者について(グレッグ・マキューン) | シリコンバレーのコンサルティング会社THIS Inc.のCEO。 エッセンシャル思考の生き方とリーダーシップを広めるべく世界中で講演、執筆をおこない、アップル、グーグル、フェイスブック、ツイッター、リンクトイン、セールスフォース・ドットコム、シマンテックなどの有名企業にアドバイスを与えている。 ハーバード・ビジネス・レビューおよびリンクトイン・インフルエンサーの人気ブロガー。 |
著者略歴(グレッグ・マキューン) | スタンフォード大学でDesigning Life, Essentiallyクラスを開講。 本書および共著書『Multipliers: How the Best Leaders Make Everyone Smarter』は、ともに米国でベストセラー入りしている。 2012年には世界経済フォーラムにより「ヤング・グローバル・リーダーズ」に選出された。 |
作品について
「より少なく、しかしより良く」
99%の無駄を捨て1%に集中し、最少の時間で成果を最大にする方法。
シリーズ累計20万部。日米ベストセラーの『エッセンシャル思考』のマンガ版です。
エッセンシャル思考は、単なるタイムマネジメントやライフハックの技術ではありません
本当に重要なことを見極め、それを確実に実行するためのシステマティックな方法論です。
Apple、Google、Facebook、Twitterのアドバイザーを務める著者が成果を出してきた方法の秘訣を学ぶ事ができます。
原作は、2014年の『NYタイムズ』『WSJ』でビジネスベストセラーを獲得。
また、ダニエル・ピンク(『モチベーション3.0』著者)、クリス・ギレボー(『1万円起業』著者)、アダム・グラント(『GIVE & TAKE』著者)といったベストセラー作家の方も絶賛している一冊となっています。
マンガ版のあらすじ
小学校の教師になった主人公・貴代は、頼まれた仕事をすぐに引き受けるまじめながんばり屋。
周囲の期待に応えて4年目にして学年主任に抜擢されるも、優秀な人ほど陥りがちな「成功のパラドックス」にはまる。
そんなときに、幼なじみの前沢 塁に再会し、「99%の無駄を捨て1%に集中する方法」について聞かされる。
そして貴代は、エッセンシャル思考を自分のものにしながら、最少の時間で成果を最大化できるように。
エッセンシャル思考が目指す生き方は、「より少なく、しかしより良く」。
すでに『エッセンシャル思考』を読んでいる人も、はじめて『エッセンシャル思考』を読む人も人生を自分の手に取り戻すヒントを指南してくれる1冊です。
読んでみたきっかけ
趣味ブロガー「クロネ」さんが紹介しているのを拝見し、「エッセンシャル思考」という考え方がある事を知りました。
ビジネス書は小説じゃないので最初から最後まで読み通そうとしない。
目次を見てピンと来たところを読んで自分の中でできることをする。
また違うときに目次を見て以下繰り返し。
私のおすすめのエッセンシャル思考は同じことを場面ごとに説明してるだけなので、どんどん「使う」ようにしましょう🎵 pic.twitter.com/QW2xds1QD0
— クロネ@趣味ブロガー (@kuroneblog) 2018年10月17日
クロネさんは、
「顔出し、炎上なし、オピニオン記事なし、ブログ論なし、収益報告なしでひっそりとブログを使って自分の好き・得意・趣味を生かした自動販売機化する方法を広めること」
というテーマでブログを運営している方です。
よくある
「炎上上等!毎月○○○万円ブログで稼ぐぞ!」
とはまた違う、まったり?したブログ運営のやり方を発信している方で、僕も陰ながらいつも拝見させていただいました。
クロネさんの知見を自分にも取り入れたいと思いもあり、今回「エッセンシャル思考」に関しての本を読んでみました。
「エッセンシャル思考」の要約
3つのポイントを押さえて、
「全部手に入れよう、全部やろう」から脱却する
「全部手に入れよう、全部やろう」という思考から脱却する。
その為に必要な3つのポイントは、
1. 選択
「やらなくては」→「やると決める」
に変換し選択をする。
2. ノイズ(雑音)
「どれも大事」→「大事なものはめったにない」
という思考に変え、余計なものを減らす。
3. トレードオフ(一方を追求する事で他方を犠牲にせざる得ない状態)
「全部できる」→「なんでもできるが、全部はやらない」
と考える。
優秀な人ほどやる事や仕事が増え、自分のやるべき事ができなくなるジレンマに陥り易い。
放棄するのではなく、「自分の選択を自分の手に取り戻すという正常な状態に戻す」という事を意識する。
重要な事を見極める3つのコツ
- 「なぜやるのか?」
- 「何をやるのか?」
- 「いつやるのか?」
3つのポイントを自分に問いかける。
この3つのポイントが重なる部分が自分のやるべき重要な事。
幅広く手を出す前に「これだけは」という事を見極め、そこで最高の成果を出す。
やるべき事を「正しく減らす」3つのポイント
努力や根性に頼らない。
- 見極める
- 捨てる
- しくみ化する
というサイクルを回し、正しく減らしていく。
やるべき事を見極める「90点ルール」
自分の中の「90点ルール」に従う。
90点以下なら全部断る。
自分の中で具体的で明確な基準をもっておき、それに従って行動する。
「絶対にやりたいか」「やりたくないか」の2択で考え、絶対にやりたくないならやらないという勇気を持つ。
選択する為に「上手に断る」方法を知っておく
上手な断り方の8つの例
- とりあえず黙る
- 代替案を出す
- 予定を確認して折り返す
- 自動返信メールを利用する
- どの仕事を後回しにするか
- 冗談めかして断る
- 肯定を使って否定する
- 別に人を紹介する
上手く断る方法についてはコチラの記事にて、もう少し内容を充実させてものをつくってみました。良ければ合わせてご覧ください。
https://kutakuta-nikoniko.xyz/2019/03/20/how_to_refuse/
なぜ作業を減らす事ができないのか?心理学的理由
人がどんどん作業を増やしてしまい、重要なやるべき事に集中できない状況になってしまうのか?
実は心理学的な理由があります。
- サンクスコストバイアス
ここでやめたら今まで積み上げてきたものが無駄になるという心理状態。 - 授かり効果
授かったものを通常より価値を高く見積もってしまうという心理状態。 - 現状維持バイアス
いつもやってるからという理由でそれをやめられない心理状態。
これらの心理状態にとらわれてしまい、人間は無意識に重要なやるべき事に集中できない状況に陥ります。
この事を理解しておき、試験的にやめてみて問題なければ辞めてみる事が必要です。
効率よく成果を出す「集中力を高める」具体的な方法
- 今何が重要か考える
- やるべき事を紙にリストアップする
- 優先順位をつける
何から手をつけていいかわからない状態に陥ったら、この手順を利用する。
頭の中に未来の事が詰まっていると、今この時に集中できない。
やる事をリストアップし、今やるべき事を絞り込み、そして優先順位をつけて作業にとりかかる。
また、人は無意識に恵まれた状況を前提にスケジュールを立てるから失敗する。
何にも邪魔されずに物事が進む事なんてまずありえない。
- 徹底的に準備をする
- 見積もりは1.5倍で考える
- シナリオ・プランニング(考えられる最悪の状況を想定しておく事)でリスクを軽減する
まずはこのポイントをおさえて集中して作業に取り組めるスケジュールを立てる。
成果を最大化する為「モチベーションを保つ」方法
人間のモチベーションに対してもっとも効果的なのは「前に進んでいる感覚」。
最小限の進歩を重ねる事で、モチベーションが高い状態を維持できる。
- 完璧を目指すよりまずは終わらせる
- 実用最小限の進歩をつくる
- 重要な事をやり遂げる為に、最小限意味のある進歩は事は何か考える
- 早く小さく始める
- 進歩を目に見える形にする
このポイントを押さえて「前に進んでいる感覚」をもつ。
ラジオ体操のスタンプカードを思い出してみると、これも「進歩を目に見える形にする」こ事をしている。
単純だけどそういった工夫を取り入れてみる。
99%を捨てて1%に集中する。
「エッセンシャル思考」は後悔なく生きる為の技術。
読んでみた感想とまとめ
「より少なく、しかしより良く。」
エッセンシャル思考のテーマでもあるこの言葉は、商業デザイン回の巨匠ディーター・ラムスの言葉です。
ディーター・ラムスは、Appleのデザイナー、ジョナサン・アイブに大きな影響を与えていると言われているデザイナーです。
現在知らない人がほとんどいないと言ってもいいiphone、その原型となるipod。
これらのシンプルで直感的なデザインは、元をたどればディーター・ラムスの「より少なく、しかしより良く。」という信条から生まれています。
僕自身もデザイン関係に携わって生きてきた事もあり、ディーター・ラムスの事は知っており、むしろデザインの業務を行う上で、この方のデザインや信条には大きな影響を受けています。
そういった事もあり、エッセンシャル思考の考えは僕にとってより心に響く内容でした。
周りの人の顔色や慣習にとらわれ、大量にある全部の事を全部不備なく、もしくは完璧に済ませようと毎日を過ごす。
大量の業務を並行して進め、全部高いクオリティを保つ。
仕事や時間に追われ、自分の時間を持つ事なんてできない。
いつからか刷り込まれた「こうすべき」という考えは、冷静に一歩引いて考えれば誰かの都合に合わせてできたもので、実は歪んでいるのかもしれないと感づくかもしれません。
といってもどうすればいいのか?
この本はその方法を具体的に指南してくれています。
エッセンシャル思考は端的に言えば、
「妥協せずトコトン物事を取捨選択し、やるべき事に集中して成果を出す」
という事です。
物事を取捨選択する事は簡単に聞こえますが、立場など世の中には色々しがらみがあるので、
「それができれば苦労しないよ。。」
と言いたいところです。
しかし、この本の良いところは「取捨選択する為の具体的な方法」はもちろん、そこからさらに、そういう状況を作る為の「上手に断る方法」から、勇気をもって選択する事でどういう結果にたどりつくのか、また最終的に成果を出す為の「集中力を高める方法」「モチベーションを保つ方法」など、必要となってくる知識や技術を網羅して、その方法論を一冊で学べる事にあります。
尚、僕は視覚的なイメージがある方が記憶に残りやすい、短時間でざっと読めるという理由から漫画版を選択して読んでみました。
漫画版でももちろん十分為に概要やノウハウを得る事ができますが、この本はじっくり詳細まで理解しながら読む価値があると感じました。
漫画版を読んでみた立場から言うと、最初から書籍版の方がオススメです。
エッセンシャル思考は限られた自分の人生の持ち時間を、自分に取り戻し後悔なく生きる方法を教えてくれます。
社会人になると「時間に追われ気づけば一日が終わってしまっている」という状況の方がほとんどだと思います。
そういった方は是非人生のヒントにこの本を一度読んでみる事をオススメします。
「Webデザインやプログラミングに興味はあるんだけど、本を読んでてもちんぷんかんぷんでできる気がしない…。」
僕もそうでしたが、Webデザインやプログラミングは、最初の基礎を身につけるまでが本当に一番大変です。
ただ、キチンとした基礎を身につける事ができれば、あとは独学でも様々な言語に手を広げていく事ができます。
今の時代、YoutubeやWebに無料の有益な情報もたくさんあるので、しっかりとした目標を見定めて勉強すれば独学も不可能ではないです。
ただ、ネットは有益な情報もあれば微妙な情報も混在しているので、どうしても回り道になったり独特なやり方が身についてしまったり、といったデメリットもあります。
僕も最初は独学でプログラミングスキルを身につけようとして何度も挫折してきました。
もし独学で苦戦しているなら、最初はスクールの力を借りるのも1つの選択肢です。
「最短でプログラミングスキルを身に付けたい。」
「間違いのない、しっかりとしたプログラミングの基礎を勉強したい。」
「一緒に切磋琢磨できるプログラミング仲間が欲しい。」
「スキルを活かした場所や時間にとらわれない新しい時代の生き方をしたい。」
そういった方は、実績のあるオンラインスクールを一度無料体験してみることをオススメします。
プログラミングのオンラインスクールも探せば色々選択肢があります。
その中でも圧倒的な知名度を誇る
無料コースを試してみてやめるもよしですし、手応えを感じれば、まずはその勢いで基礎を固める事を目指してみるのもアリです。
まずは1つの言語の基礎をしっかり身に着ける事ができれば、様々なプログラミング言語の習得の難易度も一気に下がります。
スキルは奪われないし裏切りません。
その中でもプログラミングスキルは将来に希望もあり、単純にできる様になるととっても楽しい上に、人生の助けにもなります。
登録は5分もあれば十分できます。独学で行きづまったり、モチベーションが保てず挫折した経験のある方は、とりあえず